ノアビル

ノアビル（港区麻布台）は、東京都港区に位置し、1974年に竣工した地上15階建ての大型賃貸オフィスビルです。この物件は、独特な楕円形の形状と漆黒のデザインで知られ、特異な外観により高い視認性を誇ります。設計は著名な建築家白井晟一氏によるもので、その独創性と美学は業界内外から高く評価されています。

ノアビルは、新耐震基準に相当する耐震性を備えており、安全性に関しても優れています。セキュリティ面では、防災センターの全体管理・監視により、入居企業と従業員の安全が確保されています。オフィススペースは柔軟な分割区画が可能で、各テナントのニーズに合わせたレイアウトが実現できます。空調システムはセントラル空調と個別空調の併用方式を採用しており、快適なオフィス環境を提供します。

立地においては、神谷町駅および赤羽橋駅から徒歩10分弱と、公共交通機関へのアクセスが良好です。周辺はオフィスビルやマンションが立ち並ぶほか、複数の国の大使館が存在する国際的なエリアです。飲食店はやや少ないものの、日常の買い物に便利なコンビニエンスストアが近くにあります。

特筆すべきは、2013年に新設された4階のルーフバルコニーです。このスペースは、オフィスでの日常から一時的に離れ、リフレッシュするための貴重な場所となっています。また、部屋からは東京タワーを望むことができる区画もあり、ビジネスの場においても非日常的な景色を楽しむことができます。

このビルは、立地の利便性、先進的な設備、そして独自のデザインにより、入居企業のブランド価値向上に貢献します。ノアビルは、機能性と美学を兼ね備えた賃貸オフィスビルとして、多様なビジネスニーズに応えるための最適な選択肢です。