スタジアムプレイス青山ビル

スタジアムプレイス青山は、東京のビジネスエリアの中心地である港区北青山に位置する賃貸オフィスビルです。1964年に竣工し、2007年には大規模な全面リニューアル工事が行われました。このリニューアルでは、最新の耐震技術を用いた耐震補強工事も完了し、現行基準(新耐震設計法)相当の安全性が確保されています。また、屋上緑化が施され、芝生を敷き詰めたルーフトップテラスがリフレッシュスペースとして提供されています。

このビルの最大の特徴は、その独自の「スタジアム空間」です。ビル内には2ヶ所の吹き抜けがあり、天井高は5260mmにも及びます。この開放的な空間は、メゾネットタイプの区画で構成され、各フロアは螺旋階段で結ばれています。この設計は、働く人々のクリエイティビティと快適性を高めることを目的としています。また、床仕様はフリーアクセスフロアであり、OA関連の配線を床下に行えるため、オフィスのレイアウト変更も容易です。

セキュリティ面では、非接触型ICカードシステムを採用しており、エレベーターは3基設置されています。これにより、ビルの安全性と利便性がさらに向上しています。また、併設された駐車場は機械式で、利用者のニーズに柔軟に対応しています。

立地としては、東京メトロ外苑前駅から徒歩3分という、非常にアクセス良好な場所にあります。周辺にはコンビニや飲食店が豊富で、青山通りや表参道駅周辺エリアも徒歩範囲内です。さらに、ビルの向かいには秩父宮ラグビー場があり、青山一丁目駅周辺や神宮外苑のイチョウ並木など、ビジネス以外の時間も楽しめる環境が整っています。

スタジアムプレイス青山は、その開放的な空間設計、先進的な設備、そして優れた立地条件を兼ね備えた賃貸オフィスビルです。ビジネスの可能性を広げるだけでなく、働く人々の快適性や創造性をも高めることを目指しています。このビルが、次世代のオフィス空間の新たな基準を示す存在であることは間違いありません。